なぜ過剰在庫が悪いか?

在庫管理業務ではよく「在庫が多過ぎる。在庫を減らせ!」と言われることがあります。
在庫が多くても食品など腐るもの以外は在庫が多くてもいずれ売れるので、欠品するより良いのではと考えてしまいます。では何故、過剰在庫は悪いのでしょうか?それは本来事業資金として使えるお金なのに使えなかったり、不必要なコストが掛かったり、必要な商品・部材を在庫できなくなることがあるからです。

①本来事業資金として使えるお金が使えない
在庫している商品・部材は会社の大切な資産であり、売るために持っており、結果にお金になります。つまり”在庫=お金”です。在庫はお客様からの注文に対応するために必要なものですが、無駄に多く在庫すると貴重な事業資金(在庫=お金)を寝かせてしまうことになります。

②不必要なコスト
商品・部材の在庫はタダでできるものではありません。保管するには倉庫などの賃貸料や保険料、入庫・出庫するには作業員の労務費など、多くのコストが掛かっています。これらのコストは在庫量に比例して増え、在庫が多くなればなるほど多くのコスト(不必要なコスト)が掛かってしまいます

③必要な商品・部材が在庫できない
商品・部材を仕入れるには資金が必要であり、仕入ができても在庫するための置き場所(スペース)が必要です。一般的には在庫が多くなればなるほど資金繰りが厳しくなったり、在庫スペースがなくなったりして、必要な商品・部材が在庫できなくなってしまいます